今さらでなんだけど、auスマートバリューって何?
面白CMのせいか、響きが良いせいか、なぜか言葉だけは誰でも知ってる「auスマートバリュー」。
何だかとっても気になりますよね?
auスマートバリューが気になる!そんなあなたのために、要点や注意点をまとめてみましょう。
auスマートバリューとは
auスマートバリューは、KDDI系の光回線auひかり等の固定回線とauのスマホ・タブレットをセットにすることによりスマホの利用料が月々割引かれるいわゆるセット割と呼ばれるサービスです。
他の光回線にもセット割はありますが、auスマートバリューが他から圧倒的にぬきんでているポイントがあります。「家族の使っているauのスマホ・タブレットにも最高10台(※1)まで適応できる」という点です。
さらにすごい事に、2014年8月からは契約したauひかりをご利用の住所と違うところに住んでいるご家族でも50歳以上の方であればauスマートバリューが適用されるようになりました。田舎に住んでいるおじいちゃんおばあちゃんがauスマホを使っていれば割引が適用されるなんて、なんて太っ腹なんでしょう。
その上、auスマートバリューには登録料や契約期間による縛りのようなデメリットもありません。
ちょっと信じられないようなお得なサービスなんです。
※1)既にスマートバリューを組んでいて、あとからスマホなどの契約が増えた場合も10契約までなら追加が可能です。
auスマートバリューの割引額
auスマートバリューの割引額はauスマホ・タブレットのデータ定額のプランによって変わります。当たり前ですが、容量が多いほど割引額が大きくなります。
データ定額(G) | 2年間 | 3年目~ |
30 | 2,000円 | 934円 |
5・20・LTEフラット | 1,410円 | 934円 |
2・3 | 934円 | 934円 |
最初の2年間を過ぎると割引価格が一人934円になりますが、auひかりとauスマホ・タブレットをセットで使い続ける限り(auであれば機種変更も可)はずっとずっと適用され続ける、とってもお得なサービスです。
標準的な5Gの契約でも、家族で4台使っていれば1,410円×4台で月々5,640円も割引割引になります。auひかりの月額利用料が大体5千円前後ですから、それだけで元が取れてしまいます。ご家族で利用しているauスマホが複数台あるならまとめない手はありません。
auスマートバリューの適用条件
破格のサービスだけあって、auスマートバリューの申込みには条件があります。
- au指定の固定通信サービスとの契約
- auスマホ・携帯電話・タブレットのパケット定額サービスへの加入
- 上記の契約が同一契約住所、同一姓であること
au指定の固定通信サービスとの契約
auひかり、または地域電力会社系の光ネット回線で会うスマートバリューを適用するためには、「ひかり電話」の加入が必須オプションです。
auのひかり電話サービスなら基本料は月額たったの500円(※通話した場合は通話料が別途かかります)。携帯やスマホの普及で「自宅の電話は使わない!」というご家庭が増えていますのでご不要の場合もあるかとは思いますが、auスマートバリュー以外にも「ひかり電話」が適用条件の割引やキャンペーンがいくつかありますので、総合的に見て、ひかり電話がお得でしょう。
固定電話を引く場合は電話番号が無料で発行されます。
NTTの加入権を持っている番号であればそのまま切り替えが出来ますし、KDDIが手続きを代行してくれるので、NTTへの解約の電話等の面倒な手間も必要ありません。
その場合、特に固定電話を使う必要はありません。ありませんが、実際は使わなくても固定電話のオプションに加入しておくことで割引を適用させることが出来ます。
固定電話は月々500円で追加工事などはありません。また電話番号は発行されますが、発行料も無料です。
月々500円はかかりますがそれで割引を受けられるのでお得ですね。もちろん固定電話を買ってくれば電話を使うことも出来ます。
ケーブルテレビ系からのauスマートバリューの適用の場合
契約しているケーブルテレビごとに「ネット+電話」「ネット+テレビ」「テレビ+電話」など適用条件の組み合わせが異なります。公式サイトからかんたんに確認いただけますので、調べてみるとよいでしょう。
auひかりの利用エリア外の場合
auひかりの利用エリア外にお住まいの方や、お住まいの建物が非対応でauひかりを利用できない等、auスマートバリュー適用の固定回線を使用できない場合でも、auのWi-Fiルーターを固定代替と言う契約方法で契約することでauスマートバリューを受ける事ができます。
ただし、対象の固定サービスに加入出来るようになった時にはそちらに切り替えるという事前同意が必要とです。
auスマホ・タブレットはパケット定額サービスの加入が必須
ご利用中のauのスマホ・タブレットがパケット定額サービスに加入している必要があります。
例えば、外でネットは見ないからと、基本使用料+ユニバーサルサービス料のみで使用しているスマホは対象外となります。
最近のスマホは、ほとんどの場合、何らかのパケット定額サービスとセットになっていますが、わからない場合はauの「お客様サポートページ」や、auショップ等でご利用中のサービスを確認しましょう。
固定回線とスマホの契約の住所・契約者の姓が同一であること
当たり前のようですが、auスマートバリューの適用のためには、auひかりやひかり電話・ケーブルテレビの固定回線とauスマホ・タブレットの契約先の住所、契約者の姓が同一である必要があります。
ただし、50歳以上の家族の場合は別住所でも契約が可能です。
家族で苗字が別な場合
例えば、日本で一番有名な家族を描いた某国民アニメや、夫婦別姓等、様々な理由で家族でも苗字が異なる場合があるかと思います。
同一姓という条件に当てはまらないので、auスマートバリューが適用されないのではないかと心配している方もいらっしゃると思いますが、そういうことはありませんご安心ください。
ただし、戸籍謄本などの証明書を提出して、家族だという事を証明する必要があります。
また、同棲中のカップルは適用外ですのでご注意ください。
住所が違う家族に割引を適用させる場合
auとの契約の際には、「契約住所」と「請求先住所」の二つの住所の登録が必要です。
スマートバリュー適用は「契約住所」が一致していればいいので、auスマホ・タブレットの「契約住所」をauひかりを利用している住所に変更しましょう。
auからのお知らせや請求書などの郵便物は「請求先住所」に届きますので、こちらを現住所にしておけば問題ありません。
auスマートバリュー まとめ
学割などの期間限定の割引きが多い中、auスマートバリューはサービス適用期間が永年という嬉しいサービスです。2年経てば割引率こそ下がりますが、934円の割引はずっと続きます。
適用条件が広く、家族の一人ひとりがauユーザーである程オトクになる上に、解約違約金などのデメリットもありません。
auスマートバリューがあるからこそ、auユーザーならばauでの取りまとめを検討してしかるべきでありましょう。